岩間山正法寺檀信徒の会様 私は、田居龍空前山主のころから岩間寺の千手観世音菩薩と同山主食尊崇し、今も参拝を続ける信者のひとりです。前山主が遷化されて本山・醍醐寺が岩間を管理運営するようになってからの、三十三所寺院とも思えないほど荒廃した山内の様子にひそかに胸をいためてきました。 ですから、寺の動きについて知りたいとの強い思いを常に抱いていますが、個人で知り得る範囲は限られていますので、本来ならば「岩間寺公式ホームページ」などによるべきなのかもしれませんが、このページはまったく内容に乏しく、私の知りたい中身がありませんので、折に触れて「檀信徒の会」ホームページを拝見しています。 このホームページも、常にタイムリーに内容が更新されているとは思いませんが、私は、11月18日付けで掲載された責任役員・壁瀬宥雅氏あての「通知書」の内容に共感を覚え、同氏からの返書に期待と関心を強く抱いた次第です。 現在、同氏からの返書が届いているかどうかわかりませんが、「通知書」を受け取ったはずの時期から半年を過ぎても返事が出せないとすれば、その内容に反論の余地がないのではないか、あるいは岩間寺ごときは取りあうべき相手ではないと無視を決め込んだのではないかと疑わざるを得ません。そうであれば、信者としては憤りを禁じえません。「通知書」に事実に反する内容はないと私は確信しますので、檀信徒の会は、強く返事を督促されるべきではないかと考えます。 壁瀬氏は、責任役員にありながら一度も岩間に来たことがないとのことですが、本山執行長という重責から多忙な日常をすごされていることは想像できますが、岩間も大切な末寺の一つであり、多くの檀信徒や職員がこれを支えているのですから、役員に就任してからその寺に一度も来ないというのはあり得ないことだと思います。「住職」仲田順和氏も山にのぼられたことがほとんどないそうで、寺の管理や行事ほもちろん、日常のおつとめなど誰がどのようにとりしきられているのか、信者としてたいそう気にかかるところです。いい加減でおざなりの管理で放置されているとすれば、信者としては許されざる暴挙であると考えざるを得ません。 壁瀬氏は、京都市伏見区担当の行政相談員として公職で活躍されるほか、公益財団法人全日本仏教会の宗派代議員として我が国仏教の発展に尽くされていると聞きます。 また、京都朱雀ロータリークラブ理事として活躍されるほか、名だたるチェリストとして、墨染交響楽団、スズキ・メソード、ラミーカルテットなどを舞台に幅広く演奏活動をされていると聞きます。ゴルフも得意とされる由です。 このように世に知れた宗教者・文化人として活躍されることは、その壁瀬氏が責任役員をつとめられる岩間寺の信者としては誇りとすべきことかもしれません。また、同氏の公人としての活動や個人的な活動についてクレームをつける意志は毛頭ありませんが、担当する岩間寺の役員としての責務を果たさずして、岩間寺と関係のない分野でいかに活躍されようとも、実績を積まれようとも、信者としては納得することができません。 本山執行長として、岩間の責任役員として岩間の状況をいかに打開しようとされるのか、「通知書」への返答を急がれるよう壁瀬氏を督励ねがいたいと切望します。 |